株式会社SPACE WALKER(本社:東京都港区、代表取締役:眞鍋顕秀、以下「SPACE WALKER」)は、2022年以降に打ち上げを予定していたサブオービタルスペースプレーンのスケジュールについて変更し、コンポーネント販売について本格的に検討を開始します。
1.サブオービタルスペースプレーンの打ち上げスケジュールの変更
SPACE WALKERは、「宇宙が、みんなのものになる。」というスローガンの下、誰もが飛行機に乗るように自由に宇宙を行き来できる未来の実現を目指し、サブオービタルスペースプレーンの設計・開発、運航サービスの提供を目的に2017年12月に設立しました。現在は、技術実証機の設計・開発や、2020年代前半に打ち上げを目指すサブオービタルスペースプレーンの設計・開発を進めています。
SPACE WALKERは、最初の商用機である科学ミッション用のサブオービタルスペースプレーンの打ち上げについて開発スケジュールの見直しを行い、打ち上げを2024年とすることと致しました。
<スケジュール変更後イメージ>
2.コンポーネント販売
SPACE WALKERは、ロケットのキーコンポーネントである炭素繊維複合材技術を使ったType4容器(※1)の開発をしています。この度、SPACE WALKERの有翼ロケット実験機に搭載するための試作段階を経て、このType4容器がロケットのみならず他の産業でも活用可能と判断し、今後、タンク・気蓄器・ボンベの販売事業を本格的に検討していくことと致しました。詳細につきましては、後日SPACE WALKERのHPにて通知致します。
(※1)プラスチックのライナー(容器)に炭素繊維を巻き付けたもの
【イメージ】
左側のプラスチックライナーに炭素繊維を巻き付けることで、右側の完成品のように仕上がります。
完成品の拡大写真がこちらです。
<本件に関する問い合わせ先>
株式会社SPACE WALKER 管理部 稲越・本間
TEL:03-6435-7359 / FAX:03-6800-3588
Mail:info@space-walker.co.jp