【JAXA】革新的将来宇宙輸送プログラム共創体制第2回研究提案募集(RFP)に採択されました

株式会社SPACE WALKER(本社:東京都港区、以下、スペースウォーカー)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が募集する、「革新的将来宇宙輸送プログラム共創体制 in 宇宙探査イノベーションハブ第7回研究提案募集(RFP: Request for Proposal)」に研究提案を行い、「アイデア型」として採択を受けました。

〈応募課題〉
CFRP大型極低温推進薬タンク製造技術の研究

〈採択内容〉
炭素繊維強化熱可塑樹脂を用いたオートテーププレースメントによる液体酸素に適合する複合材製酸素タンクの試作

今後、JAXA/株式会社 KADO/株式会社富士インダストリーズ/東京理科大学との5機関で、オープンイノベーション体制を構築していきながら、抜本的低コスト化等を含めた革新的技術を用いた革新的将来宇宙輸送システムの実現にむけ、研究開発に取り組んでまいります。

【背景】
ロケットの再使用のためには機体構造の更なる軽量化が要求され、その大部分を占める推進薬タンクの軽量化は大きな鍵となります。弊社はかねてより、共同研究先である東京理科大学が日本、米国、中国、フランスおよびドイツに特許出願中のpCFRPC(pitch Carbon Fiber Reinforced Poly Carbonate)を用いた液体酸素タンクの試作研究に取り組んできました。本研究では,技術確立を目指す二次融着を必要としないATP (Automated Tape Placement) 成形を適用することにより、これまで不可能とされてきたCFRP製液体酸素タンクを世界で初めて実現するとともに、量産を見据えた製造コスト低減にも大いに貢献できると考えています。

 

【本件に関するお問合せ先】
株式会社SPACE WALKER
電話:03-6435-7359
メールアドレス:pr@space-walker.co.jp