軽くて、頑強。
宇宙開発テクノロジーから生まれた、
未来を担うタンク
厳しい条件が求められる
ロケットの開発から生まれた
次世代複合材タンク
世界で気候変動への具体的な対策が求められている今、環境への負荷が大きいとされるCO2の削減は最も重要な課題であり、脱炭素化に向けて、再生可能エネルギーや水素の利活用と社会実装に向けたシステム、インフラの整備が求められています。このエネルギーシフトの実現には、燃料そのものの製造技術とともに、水素をはじめとしたクリーン燃料を安全かつ効率的に輸送、貯蔵できる複合材タンクが重要なファクターとなります。
SPACE WALKER は、有翼再使用ロケットの開発を手掛け、カーボンニュートラルな液化バイオメタンをロケット燃料として採用しています。ロケットにおけるタンクは重要なキーコンポーネントであり、全体のロケット重量に大きく影響するため、安全性はもとより、タンクの軽量化や貯蔵効率、耐圧、強度など厳しい条件が求められる中で、従来のライナーを用いた複合材容器に対し、ライナーレスとすることで、さらなる軽量化の実現を目指した極低温液体複合材タンクを開発しています。
さらに、水素トレーラーやカードルなどの移送設備としての展開や水素ステーション用複合材タンク、燃料電池ドローンでの利用など地上用として、タイプIVと呼ばれるプラスチックライナーに樹脂含浸炭素繊維をワインディングした超高圧ガス複合材タンクも開発しています。
これらロケット開発から生まれたタンクは、水素をはじめとしたクリーン燃料およびエネルギートランジッションによる多様なエネルギー原料の輸送、貯蔵を可能にするとともに、モビリティー領域の低炭素、脱炭素実現に寄与するプロダクトとして、宇宙の未来、地球の未来へ貢献します。
宇宙で。 地球で。
未来を担うタンクは活躍の場を
拡げます。
地球のカーボンニュートラル実現に向けて、環境にやさしく多様なエネルギー原料を貯蔵、輸送するとともに、宇宙開発および宇宙空間におけるエネルギーの貯蔵を行う次世代タンクで、宇宙と地球、双方に貢献していきます。
- 研究開発・POC(単層・二層 LH2、LNG、LOX)
※自社ロケット搭載
- 受託開発 陸・海・空・宙(2022〜)
※自社ロケット搭載
- 定置用・KHK許認可取得
量産開始(2025〜)
- 単層構造の販売(2025〜)
※他社ロケット等
- 移送用・KHK許認可取得
量産開始(2026〜)
- 二層構造・KHK許認可取得 販売開始(2027〜)
※陸海空移送・貯蔵用
経済産業省 水素基本戦略
(2050カーボンニュートラル)
水素ステーション:1000箇所
FCV:80万台 エネファーム:530万台
経済産業省 水素基本戦略
(2050カーボンニュートラル)
GSリプレイス:31,500箇所
乗用車リプレイス:
6,200万台 5,300万世帯普及